【Gratemis/グラテミス】ホームケア方法を詳しく解説します。
こんにちは。静岡県裾野市で美髪トリートメントケアを得意としている美容院【Dezirデジール】から髪のお手入れのブログです。
今回は、お店で人気が急上昇中の【Gratemis/グラテミス】シリーズの使用方法の
フォローアップのブログになります。
違うものを使われている方も、ホームケアの方法で共通でやった方がいい事もありますので参考にしてみてください。
少し細かめの説明になり長文になりますが、使い方でもケアの効果は大きく変わってきますので、
少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
お忙しい方向けのケアの時間短縮方法やちょっとした裏技も書きましたので是非読んでみてください。
【目次】
1.Gratemisホームケアシリーズって?
2.毎日のホームケアの仕方
3.週に1~2回の集中ケラチンケアの仕方
4.簡単な時間短縮ケア方法
5.Gratemis/グラテミスが欲しい方はこちら
1.Guratemsヘアケアシリーズって?
【Gratemis/グラテミス】ホームケアシリーズは、ご自宅での髪と頭皮のケアを高め、
最先端のサロンケア ケラチンケアをご自宅でも定期的にホームケアとしてもできるように作られたシリーズとなります。
【Gratemis/グラテミス】ホームケアシリーズの詳しい詳細はこちら↷
2.毎日のホームケアの仕方(Gratemis)。
【毎日のホームケアの仕方を詳しく解説します。】
1.すすぎ洗い
シャンプー前のすすぎ洗いが結構重要になります。
(他のシャンプー剤を使用されている方も同じく重要です。)
このすすぎ洗いを2~3分はしっかりすることで。約70%の汚れを落とすことができます。
残りの汚れは優しい洗浄力のシャンプー剤で落とすことが大切です。
市販品などの洗浄力の強いシャンプーでのトラブルとして、肌に必要な皮脂なども過剰に取りすぎてしまい頭皮の荒れや(皮脂の過剰分泌なども)、髪のダメージにもつながります。
また、しっかり髪に水分を含ませることが大切です。
髪に水分が含まれると髪が柔らかくなった感じがします。手櫛でも引っかからない感覚になります。
髪に水分が含まれないとシャンプー剤やトリートメント剤の栄養成分が髪内部に浸透しずらくなります。
髪に水分が含まれていないと、硬い質感で、手櫛を通してもひっかっかります。
※Gratemisシリーズであまり違いを感じずらい方や、髪が硬く感じる方は最初のすすぎ洗いが足りないケースがあります。そう感じる方は最初のすすぎ洗いをしっかりやってみてください。かなり違いを感じると思います。すすぎ洗いが甘いとどんなトリートメント成分も髪内部には浸透しずらくなります。ケラチンは髪内部で髪本来のしっかりさせる効果があります。髪の表面でとどまってしまうと硬い質感に感じることもあります。
注意:※髪に水分が浸透しずらい方は、髪が太い方、髪が水滴をはじきやすい方、髪がべたつきやすい方、毎日ヘアオイルやスタイリング剤を使用される方は髪に水分が入りずらい方が多いです。
髪に水分が含みずらい方は、髪の毛を軽く掌で丸めて包みすすぎ洗いしながら『クチャクチャ』握ると水分が入りやすくなります。
またシリコン除去し髪を素髪にしてくれるシャンプー剤で、一度簡単なプレシャンプーをしてあげると水分の浸透をしやすくしてくれます。
2.シャンプー
髪をしっかりすすぎ洗いしましたら、シャンプー剤を掌でなじませてから髪の中間~毛先~根本と泡立てしていきます。
少しシャワーで水分を足してあげると泡立てやすいです。
280mlと900mlのポンプで1プッシュで出る量が違いますが例えると
ショート100円玉くらい
ミディアム500円玉くらい
ロング500円玉2個分くらいで十分泡立ちます。
※泡が硬いと感じたらシャンプー剤が多いと思います。
※泡立ちが悪いと感じたら最初のすすぎ洗いが足りないことが多いです。水分が浸透していれば泡立ちはいいはずです。
3.シャンプーマッサージ
根本~毛先に泡がしっかりと立ったら、指の腹の部分で頭皮を優しく上に引き上げるようにマッサージします。
あまり強くこりすぎると、頭皮の皮脂膜・角質層を傷つけてはがしてしまいます。外的刺激から守ってくれる層ですので肌のバリア機能を低下させてしまいます。
シャンプー剤に配合された栄養分をしっかり浸透させた方が効果が高まるので、泡立ててから約3~5分は放置してください。
ダメージの気になる毛先にも泡を優しく揉みこむと効果が高まります。
注意:※ガシャガシャシャンプーしたり、髪が絡まるような状態のまま進むとダメージの原因となります。手櫛で髪の絡まりがない状態を心がけましょう。
4.シャンプーをすすぎ洗い
しっかりすすぎます。手櫛で髪の絡まりがない状態にしながらすすいだ方がトリートメントもなじませやすいです。
5.トリートメント
髪の中間~毛先にかけてトリートメントをつけます。
280mlと900mlのポンプで1プッシュで出る量が違いますが例えると
ショート100円玉くらい
ミディアム500円玉くらい
ロング500円玉2個分くらい
手櫛で髪の絡まりがない状態のします。目の粗いクシで髪をとかすと均等になり効果的です。
可能であれば5~10分放置した方がより効果的です。
6.トリートメントのお流し
おなじく手櫛で髪の絡まりがない状態にしながらしっかりすすぎます。
7.ケラミルク(アウトバストリートメント)
タオルドライ前の髪が濡れている状態でつけた方が、自然に均等につけやすです。
目の粗いクシがあればとかしてあげるとより均等につけやすいです。
ショート0.5~1プッシュくらい
ミディアム1~1.5プッシュくらい
ロング1~2プッシュくらい
8.タオルドライ
優しく地肌と髪をタオルドライします。
ゴシゴシ強くふきすぎると摩擦で傷めてしまいます。
9.スリークミスト(アウトバストリートメント)
髪の中間~毛先にかけてミストをつけます。
シュート5~6プッシュ
ミディアム6~10プッシュ
ロング10~15プッシュ
目の粗いクシでとかして均等につけましょう。
10.ドライ
お風呂上りはドライヤーですぐに乾かした方がセットはうまくいきます。
自然乾燥してくると本来のくせ毛などが出たり、自然な根本の立ち上がりなど、一度乾いて形がついてしまうと中々うまくセットで直せません。
ドライヤーは根本~毛先にかけて風があたるように乾かしてください。
髪表面には根本~毛先に向かってうろこ状のようにキューティクルがついています。キューティクルに沿ってドライヤーをあてた方がツヤが出ます。
少し癖を伸ばしたかったり、よりツヤを出したかったら、手の指でクシのように髪を少し挟んで手ぐしブローをしてください。髪から水分が抜けるときに形が決まってきます。
8割ほどを温風で乾かし、のこり2割ほどは冷風で乾かしてください。
そうする事により髪にツヤと潤い、髪の形も維持しやすくなります。
3.週に1~2回の集中ケラチンケアの仕方(Gratemis)
【週に1~2回の集中ケラチンケアの仕方を詳しく解説します。】
基本的な洗い方や時間の目安などは毎日のケアの仕方同様です。上の記事を参考にしてみてください。
シャンプーとトリートメントの間にGratemisケラミルクを使用したケアになります。
※Gratemisケラミルクには、低分子活性ケラチン・中分子活性ケラチンが高配合されています。Gratemisトリートメントに配合された植物由来のアミノ酸と反応する事により、活性化しやすくなります。活性化することにより髪内部に結合しやすくなります。(業務で行うケラチンケアはこの活性化させる量と結合をよりさせる技術となります。ホームケアでは簡易的な方法のケアとなります。簡易的でも質感には驚くと思います
1.すすぎ洗い
毎日のケアの仕方の説明と同様、髪内部にしっかり水分を浸透させることが大切です。
2.シャンプー
3.シャンプーをすすぎ洗い
4.Gratemisケラミルク
髪の中間~毛先にかけて均等に塗布します。目の粗いクシでとかすと均等につきやすくなります。
ショート1~2プッシュ
ミディアム2~3プッシュ
ロング3~4プッシュを目安に
5.ケラミルクは流さずに上からGratemisトリートメントを重ねてつけます。
5分~10分時間を置いた方がより効果的です。
※ホットタオルなどでタオルターバンなどして温めるとより効果的です。
【裏技】
ケラミルクは剤の『伸ばしやすさ』より『浸透性』を重視しております。
一度使うと分かると思うのですが、髪に吸い込んでいくような感覚です。
その為、髪がロングの方や毛量が多い方は全体に伸ばしている間に手からなくなっていく感覚になり、ついつい沢山つけたくなってしまうと思います。
100均などで空いたスプレーボトルを用意していただいて、水で10倍希釈してスプレー状として使用すると全体につけやすくなります。
業務用トリートメントとしても使える栄養濃度なので希釈しても効果はあります。ダメージが気になる中間~毛先などの箇所にケラミルクをそのままクリーム状として重ねてつけてください。
水で薄めた際には使用前にはよく振って分離していないか確認してから使用してください。
防腐効果は低下するので、あまり多く作り置きしない方がいいです。
(精製水などで薄めるとより良いです。)
※薄める際はあくまでも自己責任でお願いいたします。
ケラミルク10g+水90g=100gのケラミルクウォーターの出来上がりです。
6.トリートメントのお流し
7.ケラミルク(アウトバストリートメント)
タオルドライ前の髪が濡れている状態でつけた方が、自然に均等につけやすです。
目の粗いクシがあればとかしてあげるとより均等につけやすいです。
ショート0.5~1プッシュくらい
ミディアム1~1.5プッシュくらい
ロング1~2プッシュくらい
※最後にストレートアイロン・コテなどで仕上げる場合は目安よりも少し多めにつけましょう。
8.タオルドライ
優しくタオルドライします。
9.スリークミスト
髪の中間から毛先にかけて全体につけます。目の粗いクシでなじませると均等になじみやすいです。
10.ドライヤー
お風呂上りはドライヤーですぐに乾かした方がセットはうまくいきます。
自然乾燥してくると本来のくせ毛などが出たり、自然な根本の立ち上がりなど、一度乾いて形がついてしまうと中々うまくセットで直せません。
ドライヤーは根本~毛先にかけて風があたるように乾かしてください。
髪表面には根本~毛先に向かってうろこ状のようにキューティクルがついています。キューティクルに沿ってドライヤーをあてた方がツヤが出ます。
少し癖を伸ばしたかったり、よりツヤを出したかったら、手の指でクシのように髪を少し挟んで手ぐしブローをしてください。髪から水分が抜けるときに形が決まってきます。
8割ほどを温風で乾かし、のこり2割ほどは冷風で乾かしてください。
そうする事により髪にツヤと潤い、髪の形も維持しやすくなります。
11.アイロン(可能な方は)
ケラミルクに配合された活性ケラチンは髪内部に浸透している状態で、ドライ後のアイロンの熱に反応して髪内部で結合します。
ケラミルク・スリークミストには熱からのダメージから守る耐熱作用の成分も配合されています。アイロンを使用される方は特にしっかりつけてから行ってください。
ケラミルクを使用時のアイロンの温度は健康毛180度、ミドルダメージは160度、ハイダメージは140度で試してみてください。活性ケラチンは高温の方が結合しやすくなります
が、しっかりとした耐熱の方法や毛髪診断が大切となります。自分の髪がアイロンの熱で心配な方は低温からやってみてください。
最後のアイロンは頻繁に何回もやるよりは、たまにやるくらいでちょうどいいと思います。
※普段のアイロンの温度は熱ダメージを考慮して90度~110度くらいがおすすめです。
ストレートorカールの持ちを考えると120度~140度。
ダメージが進行している方はもっと高温じゃないと持ちが悪いと感じると思います。
ですが、高温の熱を当て続けるとダメージが進行し、負のスパイラルになってしまいます。
髪が健康的であれば温度を低くしてもカールの持ちはよくなります。
まずはケアを重点的にしてみてください。
4.簡単な時短ケアの仕方
※なるべくは上の解説どおりのケアをしっかり行った方が、ケアとしては結果はいいのですが、
『毎日はちょっと忙しいし難しいかな~・・・』
って方も多くいると思います。
そうですよね。色々な家事や仕事、家庭環境などでなかなか時間を作れない時は私もわかります。
ですので時短でのケア方法の紹介もさせていただきます。
お時間が作れるようになった時や、髪の悩みやダメージがより心配になった時には
上の解説どおりのケアをしっかり行ってくださいね。
ポイント解説
・最初にプレシャンプーをして水分と栄養が入りやすいようにする。
・ケラミルク+グラテミストリートメントの重ねづけのケア頻度。
※髪が水分を吸いやすいように整えるために、プレシャンプーとして『素髪シャンプー』を軽く1回します。そうする事により余分なシリコン除去・水分が入りやすい状態となります。
またシャンプーやトリートメントも放置時間を置いた方がより効果的ですが、ケラミルクの栄養は業務用のトリートメントに匹敵します。時間を短縮する代わりに毎日重ねて使用し、コツコツ栄養を蓄えます。
1.まずはしっかり濡らします。
本来は2~3分は濡らした方がいいのですが、全体が濡れて手櫛で絡まりがなければ次に進みます。
2.プレシャンプー【素髪シャンプー】
軽く泡立て程度にシャンプーしてすぐに流します。
シリコン除去・余分なものを優しくスッキリ落としてくれますので、髪の状態が素の状態になり水分や栄養が入りやすくなります。
※油分が多い方・スタイリングやオイルトリートメントを多めに使う方は少し時間をかけてください。
3.ケラチンシャンプー(Gratemis)
プレシャンプーをすることによって泡立ちやすく栄養も入りやすくなります。
泡を優しく毛先にも揉みこみ、手触りがよくなったら流します。
※頭皮ケア重視の方は泡をつけたまま、ここで体を洗えば放置時間は無駄になりません。
4.しっかりすすぎます。
髪が絡まないように手櫛で整えながら流してください。
5.ケラミルク+グラテミストリートメント
ケラミルクを髪の中間~毛先にかけて適度につけます。その上からグラテミストリートメントを重ねてつけます。
目の粗いクシで梳かしてあげるとなお良いです。
その後しっかりと流します。
※髪ケア重視の方はつけたまま、ここで体を洗えば放置時間は無駄になりません。
6.流します。
7.ケラミルク
髪が濡れた状態でケラミルクを中間~毛先にかけてつけて、目の粗いクシで梳かします。
8.優しくタオルドライ
9.スリークミスト
髪の中間~毛先にかけてつけます。目の粗いクシで梳かしてからドライヤー。最後は冷風仕上げ。
最後に・・
濡らす時間や放置時間などの短縮をしつつ、なるべく効果を引き出す方法となります。
文章だけ方法やですと難しく感じてしまうかもしれませんが、
一度丁寧にケアしていただけるとその違いを感じていただけると思いますし、
自分なりの方法や組み合わせも発見できるかもしれません。
使い方によっての違いや変化を感じて頂けると
楽しくなってくると思います。
一番のコツは、丁寧でも時短でも楽しんでケアしていただけることだと思います。
長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。